プロもてきとーな名前で呼びがち!!【プログラミングに関するさまざまな名前】

昔から気になっていたことがあるんです。

いつも同じ会社やその関係者と一緒に仕事をしていても、支店やプロジェクトによって、同じコードやコマンドに独自の呼び名を与えており、それがどうも外注さんや派遣さん、時には常駐先クライアントさんなどの間で「微妙な空気」を生んでいることはありませんか?









みんなが微妙な名前で呼んでいるいろいろ・・・転職者などと歓迎会で「この微妙な名前問題」の話をすると、大きく盛り上がるものですよね。

ちょうど、マクドナルドに対する「マック」「マクド」「マドーナッ」状態とか、ケンタッキー・フライド・チキンに対する「ケンタ」「カーネル」状態、スノーボードに対する「スノボ」「ボード」みたいなもんです。



おりしも春の新入社員豊作シーズン。

1年たつ間に・・・いや半年たつ間に・・・まあ何人残ってくれるかわかりませんが、わが社の素性が彼らに割れないうちに、中にいる美女グラマーとか、新入社員研修女子なんかとお近づきになりたい季節の到来です・・・


A子「先輩・・・前から気になってたんです。ずっといいたかったことがあって・・・でもなかなか人前では言いにくくて・・・」

俺「(いや、いよいよ告白か?)な・・・なにかありましたか?(平静)」

A子「先輩、私・・・あの・・・呼び方が・・・」

俺「A子君っておかしな呼び方だったかな?(いや、苗字のほうがよかったとか)」









A子「いやそれでなくて、『A href』って、『あほれーふ』じゃなくて『あんかー えいちれふ』・・・」

俺「(そっちか!!)」





こんな勘違いがあっては・・・ほんとうに大変!

半年たたない間に、(今はやりのセクハラプロジェクト離脱騒動含めて)いろいろな意味でPJ(プロジェクト)がFO(フェードアウト)してしまいかねません。



これは出会いの日に備えて、 業務の円滑化と効率化のために、今のうちにしっかりと正しい呼び名を確認しておきましょう。









◆イソターネシト関係(ここですでにつまづき)◆





「a href」



前述「あほれーふ」は極端ですが「エーハーフ」、「あはレフ」他、呼びにくいのに頻出のアレ。「エータグ」と呼ぶのは許容範囲ですが、考えてみると「a~」で始まるタグはたくさん。正式名称で統一したほうがいいですね。

【正】「アンカー エイチレフ」と呼びます。「href」は「hypertext reference」。プロジェクトキックオフ時の統一用語資料にも、一応念のためにつけておいてもいいかもしれません。





「width」



「ワイどす」「ウィズス」「ワイズ」なんて勝手に呼ばれるこちら。

【正】「うぃどぅす」「うぃず」2つの呼び方が正解。言わずもがな幅のことです。





「align」



「ありーにゅ」「えーたぐ」「あんかーたぐ」「エーリアン」「ありぐん」など、本当に混同を誘うタグ。

【正】「あらいん」





「height」



「ヘイト」「たかさのやつ」

【正】「はいと」。でも綴り間違わないように、ヘイトで読んでしまう人の気持ちはわからなくはない!





「img src」



「いめーじえすあーるしー」「いめーじするしー」「アイエムジーえすあーるしー」など様々な呼び名がはびこる頻出タグ。

【正】「いめーじ そーす」・・・ああ、そういう略語だったのですね!





「anonymous」



「あのにもうす」「あなにマウス」





【正】そもそもが高校受験英語にも頻出の「あのにます」。anonymous FTP や学内や社内練習用anonymousサーバなんてよく使いますね。





◆C関係◆





「alias/aliases」



Cシェルコマンドの「ありえす」「あらいあす」

【正】「えいりあす」。aliasesは 「えいりあしず」と読みますが「ありゃーせず」でもまあ良しか?





「argc/argv」



C変数で「あるぐしー/あるぐヴィー」なんて方も。

【正】「あーぐしー・あーぎゅしー/あーぐヴィー・あーぎゅヴィー」が正。
ちなみにargc=ARGument Count、argv=ARGument VectorもしくはARGument Valueの略という噂。





「char」



C予約語でCHARacterの略なのですが「きゃら」「きゃー」「ちゃー」「きゃらくた」「かー」などと呼ばれます。

【正しいが通じにくい】ちなみに「C FAQ」では「char(チャー)」と書かれています。ちなみに「カー」や「キャー」は同じFAQでやんわり否定されています。





「false」



「ふぁるす」

【正】「ふぉるす」「ふぉーるす」





「gets」



C関数で普通に「(σ・∀・)σゲッツ!」と思われていますが

【正】「げっと・えす」=GET String略なので語末のs は複数形の s ではなかったんですね!









◆UNIX関係◆





「Gimp」



UNIXでちょっと懐かしめ、フリーの画像編集ツールGNU Image Manipulation Program。

【正】「ぎんぷ」





「csh」



UNIXコマンド「しーしゅ」「きゃっしゅ」

【正】「しーしぇる」「しーえすえっち」「しーしぇ」。ちなみに、C言語を意識して開発された「C Shell」のことです。





「motd」



UNIXファイル名で「レポート」などから始まり「もっとでー」など。Message Of The Dayファイルのことなので大方あっていますが・・・

【正】「もっとでぃ」「もーただ」「えむおーてぃでぃ」





「daemon」



UNIXプロセスで、demonとはつづりが違うことから、「だいもん」「だえもん」「でもん」。

【正】「でーもん」。大門さんなのかDamonさんなのかDemonさんなのかよくわかりませんが、「鬼便利な守護神@Unix」というのが正しいです。「ドラえもん」と呼んでる人も多いようですが、青くはなくて、黒バックに白文字です。





「cURL」



UNIXコマンドで「カール」とかよく呼ばれてます。まあオフィスには「カ=ル事務機」なんてラベルも良くあることですし。

【正】「しー・ゆーあーるえる」。FAQ には「see URL」と発音すると記載。Client for URLsのこと。

リッチクライアント言語の「Curl」とは関係ないんです (ちなみにこちらは [かーる] と読む)。

これはどっちもカールと呼ぶ人がいるんですが、どうしてもかの有名野球監督がロサンゼルス五輪で発し続けた、あのシーンが瞼にしっかりこびりついて離れなくなります。

https://www.youtube.com/watch?v=crgTQ90QYx8

そういう意味では、覚えやすくて、カール、おすすめです。







「LaTeX」



UNIXコマンド。日本で作られた軽量ソフト名など含めて「LaTeX」=ラテックスと呼ばれることが多いが「らてふ」「らてっく」など。

【正】作者のLeslie Lamport本人は「れいてっく」と呼んでいます。というのももともとギリシャ語のtechnology=τεχνολογια (てくのろぎあー)だったはずなのですが、英語圏の作者が読むとこの発音が自然だとのこと。





「halt」



UNIXコマンド。「ほると」と呼んでる人が圧倒的。

【正】「ほーると(英米語的)」「はると(独語的)」





「ln」



UNIXコマンドで「るんっ♪」なんて呼ばれていることもあるあれです。

【正】「えるえぬ」で、単純にLiNkの略。





「async」



「あさいんく」「あしんく」「あさいんしー」とか勝手に呼ばれていますが…

【正】ここは、原義の非同期な=asynchronous に忠実に「えいしんく」。「あしんく」はNGです。





「awk」



UNIXコマンドやテストなんかによく利用するawk。だれもがやっちゃってる「えーだぶりゅーけー」(あ、俺もだ)。ほかにも「あーく」や「あうく」なんて呼んでる人もいます。

【正】「おーく」。ちなみに作者3人の名Aho, Weinberger, Kernighanからとられており、 「えいうく」 というのも許容範囲。





「vi」



UNIXコマンドで「ヴぃー」なんて呼ばれることも一般的。

【正】「ヴィーアイ」「ヴイアイ」・・・二択!? ちなみにVIsualの略。





「ditroff」



UNIXコマンドで、さすがにこれはnroffやtroff(えぬろふ、てぃーろふ)があるから間違えないでしょ「でぃーあいてぃーろふ」

【正】Device Independent TROFFの略なので、「でぃとろふ」。なぜこれだけ・・・○| ̄|_





「dmesg」



【正】UNIXコマンド「でぃーめっせーじ」「でぃーめすぐ」





「edd」



【正】UNIXコマンド「いーでぃーでぃー」ちなみに「Enhanced DD」 の略。









◆これまでの現場での数々の呼び名とあの違和感・・・恥ずかしさで赤面していませんか?◆







「結構みんな適当に呼んでるでしょ」という語について簡単にご紹介してきました。

「だって学校でも、新人研修でもそうやって習って・・・」という方も多いかもしれません。

教育担当者も人が良かったのでそのまま覚えた、あるいは社風として全員そのような呼び方で技術者を統一するなど、さまざまなシステム業界的な理由も考えられるかもしれません。

市中で非常に多く使われている、これらの呼び名・・・転職時や各社混在常駐型現場などでは、こうしたおかしな呼び名が「ランチタイムのうわさ」から「いじめの種に」なることもあります。

若手はシステム系=折れないと思って入社される方もあるのですが、「折れ感」が求められている現場=クライアント第一主義・・・というケースもあります。

まあ、誤用もポジションやクライアント先によっては、逆に喜ばれることもあるかもしれませんから・・・



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