【中編】プログラミングが苦手でも使える!!? 「軽量プログラミング言語」

【中編】プログラミングが苦手でも使えるといわれる「軽量プログラミング言語」を、これからプログラミングを始めたい方向けに、代表的な言語のかんたんなまとめ知識と~俗にいう「HelloWorld」という文字列を表示させるためのプロセス数を比較してみました。







前回【前編】プログラミングが苦手でも使える!!? 「軽量プログラミング言語」で、軽量プログラミング言語とは何か?を簡単にご紹介しました。その、中編、つづきです。

【Ruby】



https://www.ruby-lang.org/ja/

前述、日本人により開発され、昔あったBasicなどよりも簡単すぎる文法、非常に見やすく整序だったソースコード。さらには、実は非常に利用できる範囲が広いということで、日本で開発された言語では初めて国際電気標準会議で国際規格に認証されたという軽量プログラミング言語Ruby。

たとえばコマンドプロンプトに文字を表示させるなら

1:Rubyをインストール

2:テキストエディタを使って、プログラム名をつけた「*.rb」(*は任意の文字列)ファイルを用意

3:

【puts ‘HELLOHELLO’】

と入れて保存(【】は除去)

4:コマンドプロンプトでその階層まで移動し、「ruby *.rb」 とするだけです。

大手のWebアプリ開発などにも非常によく利用されており、「Ruby on Rails」というフレームワークと用いるのが一般的。 開発者がPythonの使い勝手をみて、作り始めたともいわれており、まるで言語のように綴れるほどの使いやすさ抜群です。

ちなみにこれが、学校などで昔基本とされていたC言語では、


3:で「*.c」にプログラムとして

【#include 

main()
{
  printf("HELLOHELLO \n");
}
】

と入れて保存(【】は除去)

と改行なども守って記述したあとに、コンパイル。(※LinuxなどのUNIX系では直接このプログラムファイルを実行できます)

コンパイルして出来上がったファイルのほうを実行すると、コマンドプロンプトに同じ文字表示が出ます。

記述する内容も、作業数もかなり増えますよね。

Rubyを推奨する人たちを批判する方の中に「単に国産だから」という方も多く見られますが、現実には、それなりに大きなデータベースなどを介した表示や一般企業内でのシステムなどにも使われています。
IT利用がそこそこから結構進んでいる程度でも、十分にRubyで対応できる=技術者確保しやすい、あるいは社内の転換人材を使える点でも、高評価です。


【PHP】




http://php.net/docs.php


HTMLに埋め込むことのできる汎用スクリプト言語として知られるPHP。

サーバサイドで処理を行って、クライアントサイドに送信、表示させるといったことを行います。


下のプログラムを実行するときもやはりサーバ側で使うので、一般的にはなにかその辺にあるPCをサーバに見立てて、そこにPHPを入れて、WEBサーバとして処理させ、ほかのPCなどからアクセスさせて使います。

1:最新版PHPをインストール。

サーバ技術はいずれも、インストールした時の階層などが大切で、その他のツールなどのあるディレクトリとの関係で、呼び出し方が異なったり、呼び出せなかったり、あるいはプログラム自体が長くなってしまうこともあります。

なので、初心者のうちは、そしてコーディング側をシンプルにしたいときには基本の構造のママ。Webサーバ側(例えばApacheなど)に、PHPとは違う数行の記述を足したりといった処理が必要なこともあります。

セキュリティレベルを高めるため、構造自体を変えたり、予測しづらい別名称で扱わせたりという処理をするときには、別に設定がなが~く必要になります。

2:ファイル「*.php」を用意し、ルートディレクトリに設置。

3:ファイル内に

【「html」
「head」
「title」表題はここ「/title」
「/head」
「body」
「?php echo '「p」HELLOHELLO「/p」'; ?」 
「/body」
「/html」
】


と入れて保存(【】は除去、「」は半角<>に置換)

4:ブラウザでそのファイルのある位置をたとえば、http://127.0.0.1/*.phpのように表示させるだけです。

WEBサイトというのは非常に冗長化した記述が各ページに見られます。そして、アクセスするデバイスの表示領域などによって、一定の傾向を活かしたデザインで送り、見た目の印象を常に同じように保ちたい ~ こんな時にサーバサイド技術はごくあたりまえに使われています。

ただ初期の開発ウエイトが非常に大きくなるので、個人の趣味サイトレベルでちまちまとやっていこうとなると、あまり熱心に作りたいかなあなんていう気が起きにくいんですよね。

誰がみてもめんどくさいコードとデザインが散らばっていて、だれもが更改や書式統一などを願っているような業務でなら、確かにバリバリやろうという気も起きてくるかもしれません。

比較的覚えやすいといわれているプログラミング言語ですが、それに加えて使いやすさをUPしてくれる「フレームワーク」と言うものがあります。これはPHPに限らず、ほかの言語にも広く存在しています。たとえばプログラミングをしやすくする、すでに部分として出来上がっている様々なコードの管理や、一部の自動生成などを含めてサポートしてくれるものなどがたくさん・・・。


英語のものが多くてつらいなあ・・・なんて思いますが、日本語で開設している無料サイトもたくさんあります。

PHP用で有名なのは・・・

ZendFramework

  ZendFramework◆https://framework.zend.com/


Symfony

  Symfony◆https://symfony.com/


Laravel

Laravel◆http://laravel.jp/

など。




また、ちょっと毛色は違うのですが、初心者にもわかりやすく、小規模システムなどに特化しているといわれるCakePHP 。

CakePHP

  CakePHP◆https://cakephp.org/jp

・・・などがあります。


【Python】


海外大手を中心に、WEBサービスなどで圧倒的な利用が見られるPython。

たとえばGoogle、Instagram、Facebook、Pinterest、Line、Dropboxなど大手ぞろい。

また、Djangoテンプレートシステム https://docs.djangoproject.com/ja/2.0/ を使えば、別のテンプレートから共通部分を利用する「拡張」などが行えます。




気分としては、jsとかcssの良く使う部分を、他から借りてくるみたいな感じですね。そういう感じの使い方が、このpieceそのものですかね。

そして、ほかの言語と大きく異なる点…どんな言語でも、よく無視されがちな記述上のインデントが、Pythonでは意味を持ちます。


ちょうどこの画像の中にある、文字の左端が開いている状態・・・これがインデント。

インデント=コードの各行の冒頭の余白の深さが、プログラムの入れ子などの構造を決めているんです。

だから、だれが書いても見やすい!! そのうえ実行速度もそこそこはあります。

ちなみにPythonで先ほどまでと同じ文字列のコマンドプロンプト表示を行わせるためには

3:ファイル「*.py」を用意し

【print("HELLOHELLO")】


と入れて保存。(【】は除去)
4:コマンドプロンプトでRubyと同じくそのファイルを直接実行。

WEBサービスでは正直、技術者移転も非常に多く、改変の求人が長い期間出ている企業は「だいたいヤバそうな案件」というのが決まっています。が、Pythonだけの技術者を求めている場合「ヤバそうな中でも、わずかに光=プログラムの可読性などはマシ」といったメリットがあります。

炎上プロジェクト→俺の技術力でこれを収めてキャリアにしてやる・・・というサムライ精神のある方、若手フリー系技術者ではPython炎上案件だけをじっくり探してみるのもいいかもしれませんね。

勘定や通信、FA案件の古いシステムに比くすればもとより炎上しにくい状態かとは思います。そのうえで毎月求人が載っているとなれば、人的にハードな環境であることは想像できる範囲ですが・・・

【JavaScript】



軽量、覚えやすい、整形しやすいなどもあり、JavaScriptは現在のWEBサービスやスマホアプリ、家電製品の操作パネルなど、多くユーザーが目にする場面で利用されているもの。普通は(よほど古いとか、敢えて削除とかしていなければ、あるいはワープロや一部のガラケーのような化石的に変わったブラウザを使っているというのでなければ)ブラウザに組み込まれているので、だれでもJavaScriptが使えるユーザ設定に「さえ」なっていれば、動作してくれます。

JAVAと名前が似ていますが、まったく異なるものです。

「クライアント側」で表示データなどを生成させるものとしてもともと広く発展しましたが、「サーバサイドJavaScript」と呼ばれるサーバサイド技術もあり、現在では非常に広範囲にわたり利用されているものです。

3:ブラウザで表示するファイル「*.html」を用意し、ここからJavaScriptを呼び出して、ブラウザ上に文字と表示させます。

【「!DOCTYPE html」
「html」
「head」
「title」表題はここ「/title」
「/head」
「body」
「script」
document.write("HELLOHELLO");
「/script」
「/body」
「/html」】


と入れて保存。(【】を除去、「」を半角<>に置換)

4:あとはブラウザで「*.html」のファイルの位置をURL指定するか、ドラッグアンドドロップでファイルをブラウザに投げ込むだけです。
の位置で、JavaScriptを通した文字表示を行っています。

他にもたとえば、ダイアログを別に開いて表示、特定位置にメッセージを表示など、様々なデバイスや画面の縦横変化などに対応した表示の時にも、なにかと便利に使えます。

ブラウザというものが世に出てからそこに組み込まれて久しく、もうWeb関連サービスでJavaScriptを使っていないものはないんじゃないかな?と思えるほどですよね。

今ご紹介したクライアントサイドの技術の他の「サーバサイドJavaScript」では、実はけっこう実装が面倒。「Node.js」などを使えば、非常に作業も楽になります。(Node.jsのほか、Rhino、Aptana Jaxerなどがあります)

Node.js◆https://nodejs.org/ja/

mozilla/rhino github◆https://github.com/mozilla/rhino  


ちなみにこのNode.jsをサーバにインストールし、そこからWebブラウザの特定のアドレスのファイルで文字列を吐き出させるには、

【var sys = require('sys');
var http = require('http');
var server = http.createServer(
function (request, response) {
response.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'});
response.write('HELLOHELLO\n');
response.end();
}
).listen(8124);
sys.log('Server running at http://127.0.0.1:8124/');】


なんて感じになります。(【】は除去)



【後編に続く】

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